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Diary

新刊「幻影に望め」4巻について

前回のブログの続きです。

※ 新刊 「幻影に望め」4巻の内容に関して触れていますのでご注意ください
※ 記事の最後に、感想フォームからいただいた新刊ご感想へのお返事があります


残念ながらリアルイベントに参加することはできませんでしたが、「幻影に望め」4巻も無事に発行することができました。
お手にとってくださった方々、どうもありがとうございます!
(もしペーパーが同封されていなかった方がいらしたら、データをお渡ししますのでご連絡ください)

サンクスカード付きの本を通販してくださった方も、わざわざ既刊を引っ張り出してくださってありがとうございました!
クリアカードへの印刷、一度やってみたかったのでした。気に入っていただけたら嬉しいです〜。

ちなみにこれ↓は、上司に好きな食べ物のおいしそうな匂いだけかがせてあげる部下ねこみみの図です。
(匂いだけかがせて、この後ぜんぶ自分で食べるそうです)

どうやら自称かみさまも普通にベッドで寝るらしいことが判明しましたが、人間と同じように「食べる」ことはできるんでしょうかね?
あのひとの肉体情報についても、あれこれ想像してくださった方がいらして嬉しかったです。

マオラとニクス(お礼)

以下、内容が丸々新刊のネタバレになるので折りたたみます。
PC経由の方は、右下の「続きを読む」からどうぞ!

 
   


新刊についてなにか語ろうと思っていたんですが、いざ本を出してみると頭の中が空っぽになってしまって言葉が出てきませんね。
黙々と描き続けていた間は喋りたいことでいっぱいだったはずなんですが、不思議です。

あっ、5月エアコミティアのブログで予告していた通りに、メイン舞台になっている街の名前は出ました!
虹瑠たちが拠点にしている街はザンテバルクというそうです。
間違えてバルグとかブルクとか打ってしまいそうなので(…)いざとなったらコピペできるようにここに書いておきます。

新市街と旧市街があって、川が流れていていくつもの橋がかかっていて、商売人たちがお店を出す大きな広場があって、警備兵はウロウロしているけどものすごく治安がよいというわけではない(油断していると犯罪者にエンカウントする)…みたいな情報だけはなんとなく描写されていたんですが、肝心の名前が未登場だったんですよね。

交易で栄えた街で、現在も一旗揚げようと出稼ぎにきている人が多いのかなと思います。
人の行き交いが盛んで情報も飛び交っているので、かつての仲間たちを探すのにちょうどいいだろうと判断して世麓も住み着いたんじゃないかなあと。
あと、マオラいわく食べ物も美味しいそうです。


そろそろちゃんとした地図でも作った方がいいんじゃないかなという気もするんですが、一度公式の地図を作ると、地形的な縛りが増えて不都合が生まれることの方が多そうな気がするんですよね…(こらこら)
もっと学術面での地理にくわしい人だったら、産業とか政治とか文化とか人口とかもろもろを総合的に考慮した上で街そのものをデザインできるのかな〜とも思うんですが。
正直なところ、そっち方面はあまり詳しくないので及び腰です。

こういうのはへたに自分でなにもかも考えようとするより、最初からモデルの場所を見つけておくのがベターなのかもしれませんね。
ちなみにあの世界に出てくる都市に関しては、ふんわりとだいたいあの辺り〜的なイメージはありつつも特に具体的なモデル等はありません。(だから困っているわけですが!)

◆◆◆

今回の新刊では最後の方で「あっ…」な展開はありつつもそこまで大きな事件は起きていないのですが、その分、会話の中のちょっとした言い回しや表情から、空白の期間にあった出来事やそれぞれの立場について匂わせてる回だったんじゃないかな?と思っています。
最後につけたチャートの「???」部分が解き明かされるのはもっと先の話になるのですが、それまでの展開で、なんとな〜くこういうことが起きたのかな…?というのをじわじわと想像できるようにしていけたらよいなあと。


そして、今回の裏表紙にも使った虹瑠のセリフ。
最後の方のやりとりで「理由」を求めようとする虹瑠のことばに、星亜はこのとき(星亜は、と言い切ってしまってよいか迷うところですが、あえて星亜と言います)ほんのちょっとだけ彩緋の姿を重ねていたんじゃないかな?とも思うんですよね。

理由がある

「そういう生き物だったな」…と、まるでそれまで忘れていたかのようなセリフが出てきてしまうところが、なんかこう…なにか…長い年月が流れた間に、なにかがあったんだろうなあという気がするわけなんですが。
(作者が「気がします」とか言うのもアレなんですが)
「星亜」だった頃の自分をほんのり思い出しかけていたところに「あの」呼ばれ方をしたので、ものすごくびっくりして素が出てしまったというのもあるかもですね。


零霸(現代)の生い立ちについては、最初のプロットではもうちょっと深いところまで触れるつもりだったんですが、視点と話題が1話の中であっちこっちに飛んでいてこれ以上やると散漫になってまずいなと思ったので、今回はさらっと触れるに留めておきました。
給仕の仕事をしつつ同時にお店の経営面に関してもかなり首を突っ込んでると思うので、機会があればそういう一面も描いてあげたいところです。彼女も色々あるので。(色々…)

◆◆◆

先日のブログの内容と少し重なりますが、次にくるエピソードは一言でいうなら、一般人視点での「王国崩壊、そして…?」の時期を描いたお話になりそうです。
「王国」が崩壊して、「永遠の生命」をもっていた人々がそれを失うということは…具体的に何が起こるのかを想像すると、まあどう考えても明るい話にはならないですよね。(遠い目)

ペーパーにも書いたように知識が全然足りなくて調べ物の嵐なんですが、なにより描いている自分の人生経験が足りてないので、果たして自分がこういう話を描いてしまってよいのかなあというこれまでとはちょっと違う不安を抱いていたりもします。

でもものすごく極端な例えをしてしまうと、死んだことがないから死にゆく人の感情が描けないか?というとそういうわけじゃないですしね…
というか、死んだことがない人しか物語は作れないんですよね。少なくともこの世で何かしら作ってる時点で生きてるわけですし。うーんうーん。
(これはあくまで例えであって、唸っているのはちょっとまた別のことについてなのですが)

最終的には、知識と経験を土台にした想像力と表現力、そして覚悟の問題になるのかもしれませんね。
「どうなんだろうな〜〜〜〜〜〜」という部分がたくさんありますが、できるだけ現代日本の常識にとらわれないように、あの世界に生きる人の視点に寄り添って色々なことを描写していきたいなと思います。


あと、個人的なことなんですが冬場はめちゃくちゃ体調が悪いので、この話をつくるなら今がチャンスだ!とも思っています。
これまでの経験上、登場人物の心情にシンクロできる時の方が、キレッキレのセリフが出てくるので。

自分はどうもシャレにならないくらい体温調節ができないようなので、寒いと本当に体が弱ってしまって…ちょっと油断すると体調に引きずられてものすごく気分も落ちるし、ここ数日も心底しんどくて弱音を吐きそうになっては脳内司令官に「そういうのは表に出すな」と止められてるんですが、もう開き直ってそれもこれも利用してやるぜくらいの心算でいきたいです。

初登場の人たちも多いので「この人はどういうひとなのかな?」というのとじっくり向き合っているんですが、すでに登場していた人物も、別の人と一緒にいることで思わぬ一面を見せてくれたりするのでおもしろいですね。
当初の予定では30〜40ページくらいにまとめるつもりだったんですが、色々と膨らみすぎてまったくまとまりそうな気配がしないので、しばらくは水面下で格闘を続けることになりそうです。

きっとまた予定の(ピーッ)倍くらいにページ数が増え…増えすぎるとさすがに寿命が尽きそうなので、現実的な範囲で構成したいです。

◆◆◆

最後に、感想フォームからいただいた新刊ご感想へのお返事です!
スマホからだと文字色を反転させるのが難しくて恐縮なのですが、メモ帳か何かにコピペしてご覧ください。

> 新刊読みました!前回〜の方
早速読んでくださってありがとうございました!
今回の話で彩緋のことを思い出していただけたことを、個人的にとても嬉しく思いました。
星亜に関しても、記憶のつながりだけでなく肉体の同一性や『覚醒』した側なのか否かなど、色々と想像していただけてなによりです。
虹瑠たちと同じ立場なのに素性を偽っているのか、それともまったく違う存在になってしまっているのか…?
まだまだ謎が多いですが、いろいろと見届けていただけましたら嬉しいです!


> Yさん
Twitterだけでなくフォームからもありがとうございました!
例のふたりのファーストコンタクトシーンを含めて総集編を読み返してくださっていたばかりとのことで、あまりにすごくいいタイミングで思わずニッコリしてしまいました。
そして、星亜が呼びかけられた時の表情も、それに対する周囲の反応も含めて、直接的ではないにせよ何らかの情報を感じ取れるように…と思いながら描いていたので、色々なことを察していただけて嬉しいです。

零霸についてもありがとうございます!彼女は、ちょっと強引だけど、弱った仲間のことは看病してあげるしちゃんと謝れるし貰った恩は覚えてるしで、なんだかんだ義理固くてやさしいとこもある人なんだと思います。
(病み上がりの虹瑠に重たい樽を持たせちゃってるのは、不可抗力ということで…!)
マイペースになりますが、つづきもがんばります〜!


> Wさん
ご感想ありがとうございます!カードも受け取っていただけて嬉しいです。
どうしてもお話とお話の間が(作画時間的に)空いてしまうので、できるだけ1話単位でストーリーが進展してるように感じさせつつ先を読みたくなりそうなところで「次回に続く!」をしようと苦心しているので、そこを褒めていただけるとガッツポーズを取りたくなります〜!
マオラが懸命に語っている友達紹介(?)よりも、着ぐるみが熊だったことに対して星亜が反応しているのは、密かなこだわりポイントでした。登場時から「呼ばれたから来てみたけど、なんか…変なのが混ざってる…」って気になっていたのかもしれません。
食事をはじめとしたあの世界ならではの価値観の描写は、密かに今後の肝でもあるのでこれからグイグイ切り込んでいきたいです!

ちょっと前に出した本へのご感想もありがとうございます〜いつでも嬉しいです!
最近は無理しすぎるとそもそも自分が潰れるなあと実感してきたので、地盤を固めて自分にできる範囲を見極めつつ、しっかり続きを描いていきたいです!


以上です。
DMやBOOTHのメッセージで一言いただいた方には、同じツールでお返事させていただきました。
どうもありがとうございました!
(えっ返信きてないのだけど?!という方がいらしたら、なんらかのエラーかもしれないのでお手数ですがご連絡ください)

作品を読んで感じたことを、お時間をかけて言葉にして伝えていただけること、本当にありがたく思っています。
新刊以外でも、ご感想はいつでもお待ちしております〜!




 
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