Cyber Stage

Diary

新刊「幻影に望め」3巻について

コミティア130お礼記事の続きで、新刊の内容に関してです。

コミティア130ありがとうイラスト

「幻影に望め」3巻をお読みくださっていることを前提に、おもいっきり新刊の内容に関して触れていますのでご注意ください。
あと、ひたすら文字だらけなので無理に読まなくても大丈夫です!

※PCの方は、「続きを読む」からご覧ください。



 
念のためスクロールをば…
↓↓↓






















楽園に還れシリーズ3章、「幻影に望め」3巻をお読みくださってありがとうございました。
表紙のあの人は出てくるのか、クマの格好のまま捕まった虹瑠は着ぐるみを脱ぐことができたのか、などなどいろんな謎を引っ張りまくった巻だったのですが。

蓋を開けてみると「物語が交わるとは言ったけど、謎が解けるとは言ってないぜ!」みたいな展開だったんじゃないかなと思います。
交わったけど…交わったけど………えええええ〜〜〜〜???の、ような。

後半は説明が足りていないところをあえて説明しないままパワーで押し切った感じなので、自分で決めたこととはいえ結構ハラハラしていたりします。
「どうしてこうなった?!」な部分とか、結局ツェルテは何者なのかとか、そもそも「かみさま」ってなんぞ?!な点に関しては、そのうち明らかになるのでいましばらくお待ちいただけたらと…!
(「オプティって誰?」に関しても、まだわからなくて当然なので安心してください)(出てきてないので


あと、人間関係が…
特に敵サイドが、かなりややこしいことになってるんですよね。

同じ人物が「現代の幼少期」「大昔に別の名前で生きていた記憶」というふたつの過去をもってるので、さらに混乱しやすいだろうなあと。
月刊連載みたいに間を空けずにバンバン公開していけばそこまで紛らわしくならないかもしれないんですが、執筆スピードの遅さはやはりこういう時にネックです。

「鷺尾途(ロビト)と依守弥(イスミ)は同郷の幼馴染だよ!」
「ロビトは『覚醒』済みで仲間になってくれそうな人を探してて、勠南(リクナ)に声をかけたよ!」
「ツェルテとロビトたちは協力関係だよ!」
「イスミは『王国』時代にあれこれあって、世麓(セロク)のことを恨んでるみたいだよ!」

特にこのあたりがややこしいんじゃないかな?と思うんですが…い、いかがでしょうか。(ついに自分から聞いてしまった)


この「楽園に還れ」シリーズは全4章を予定していて、今執筆中の3章がたぶん一番長くて一番複雑な章になるんじゃないかな〜と考えています。
できるだけ早いうちに登場人物の対立構造を明確にしておきたかったので、ツェルテvsマオラ(+マオラ上司)のエピソードを最初にもってきたのですが。

ここまで大勢を一気に動かすなら、やはり巻末に人物相関図もしくは勢力図があったほうが親切だったなあと思いました。
次回の本では、前回までのあらすじ&登場人物紹介&勢力図をいれたいですね!

ストーリー物の長編の難しさはいろいろあるのですが、なんといっても最難関なのが構成だな〜〜〜〜〜〜って個人的には思います。
話を前へ前へと進めていくだけならそこまで難しくないんですが、短く切り取ったエピソード単独で見ても山場やオチがあって、毎回なにかしら謎が明らかになりつつ先の展開に向けて引っ張っていく新たな気になる要素があって、でも俯瞰して全体をみるとストーリーが前へ前へと進んでいくようにする必要があるという…

さらに、頭を使いすぎなくても自然にスッと頭に入ってくるよう演出に工夫が必要で、シンプルに「おもしろい」ことは不可欠で…いやはや、めちゃくちゃ難しいですね。たいへんだ。
世の漫画描きさんすごいですね。いや漫画だけじゃないか。

『王国』時代の依守弥と世麓の確執(?)については、長期間放置しすぎているのでそろそろなにがあったのか押さえておきたいところです。



さて。
人々が遥か昔に『永遠の生命』を持っていて、その記憶が現代の人に蘇ったよ〜という体ではじまったこの物語も、ようやくその『永遠の生命』を奪った『かみさま』=マオラ上司が「誰」だったのかが明らかになったわけですが。

その『かみさま』が「なぜ(どのような理由・目的で)」「どうやって(どういう手段・方法で)」そんなことをしたのかということが語られるのは、まだまだこれからです。
あの人が「なぜ」「どうやって」そんなことをしたのか、多分まだよくわからないと思いますし、わからなくて当然なんです。

そのあたりの「???」が一通り明らかになるのが3章、という感じで考えています。
(ここまでの「かみさまは誰?」が明らかになるまでの展開で、章の3分の1が終了した感触でしょうか)


1章→2章→3章の時に一気に時代が飛んだので、時代で章が分かれているように感じるかもしれませんが、実はそうではなくて。
この世界を成り立たせている情報の構造レイヤーがひとつあがっていくと、章も変わるイメージなんですね。
なので、最終章ですべての謎が一気にスッキリする予定なんですが…レイヤーがいっこ上がって一気に謎が増えたので、今がいちばん混乱しやすい状態なんじゃないかなあと。
もしかしたらこうなんじゃないかな〜?という感じで、想像しながらもうちょっと先の展開も覗いていただけたら嬉しいです!

もちろん、わからないことはわからないままに、起こっていることをそのまま味わうぜ!という感じで追いかけていただいても全然大丈夫ですし、単純にカオスになりつつある人間関係を眺めていただくのもいいんじゃないかなと思っております。

だって、過去の『記憶』を持ってる人が増えてるってことは、某リ…氏の記憶を持ってる誰かさんだってどこかにいるかもしれないわけですしね。
ツェルテの言ってることが正しいのだとしたら、『かみさま』は『覚醒』という現象の理由をつきとめて、現代の人間の記憶と姿を元に戻そうと(何も起こらなかったことにしようと)してるわけなんですよね。
うっかり、あの人とあの人が巡り合ってしまったりしたら。

どうなっちゃうんでしょうね?!



最後に。ペーパーに相関図を入れたかったけど入れられなかったので、登場人物をとりまく現状をここに簡単にまとめておきます。

人物相関図 3章序盤

ツェルテ
・正体、目的、共に不明
・マオラたち『かみさま』と敵対中
・『覚醒』についてなにかを知っている(?)

鷺尾途+依守弥+勠南
・ツェルテに協力中
・手に入れた『記憶』と『永遠の生命』を手放したくない

マオラ+かみさま
・正体不明
・かつての人間から『永遠の生命』を奪った(?)
・現在は『覚醒』の原因を探って人々の記憶と肉体を元に戻そうとしている(?)

虹瑠(+世麓+零霸+魁嘛)
・今のところ誰とも、敵対する気も協力する気もない
(ツェルテ←→マオラの争いに巻き込まれただけ)
・気持ち的には『記憶』と『永遠の生命』を手にした現状を維持したい

主人公たちの立場が、中立で一番フワフワしている…!!!(衝撃)

謎が謎を呼びすぎてて「わけがわからないんだけど…?」って展開なんですが、虹瑠たちも「(いきなり攫われるし脅されるしクマのまま人質だし目の前で人外バトルが始まるしで)わけがわからないんだけど…?」って感じで困っているので、「いやこれどうすんの…」って思いながら、もうちょっと先まで見届けていただけたら幸いです!

描いている立場だと、どのくらいまで内容が伝わっているのかよくわからなくて「そろそろついてこれないのでは?」という気持ちが日に日に高まってきているので、「いや混乱してないし!このくらいの情報量ならまだいける!」という方がもしいらっしゃったら、そっと教えていただけると参考になります。


〜追記〜
あっあと、ひとつだけ…!
依守弥は正規の魔術師じゃなかったとか言ってるけど、そのわりに高度な魔法と言われてる『石化』を使ってるんですよね。
あれにも一応理由はある…んですが、エピソードの順番のせいでちょっとわかりにくい表現になってしまいました。

登場人物が増えると情報量が一気に増えるだろうなとは思っていたんですが、改めて3章に突入してから、これ思っていた以上にむずかしいなーって実感しています。
プロットとネームの比重を増やして、作画に入る前にわかりにくい部分を洗い出せるよう、より意識しつつがんばります〜。

 


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cyberstage0.blog55.fc2.com/tb.php/350-ffed098e

 | HOME | 

Calendar

« | 2020-07 | »
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

Profile

ミズ

ミズ

個人的に漫画を描いたり、

いろいろ作ったりしている

人間のブログです。

サイトTOP

ブログの説明はこちら

Recent Entries

Categories

レンタルサーバー

愛用してます

コダック

原稿時の疲労対策に

Works

気になるもの

Monthly

Advertisement