オーバーレイシートを自作してみた
愛用のペンタブレット・intuosさんのオーバーレイシート。
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数ヶ月で交換を必要とする消耗品にしてはあまりに高すぎるので
なんとか似たようなものを自分で作れないかと思い
オーバーレイシートを自作してみました。
求めている要素としては…
・適度なマット感
・適度な薄さ
・カッターで切れる程度の固さ
・できたら黒いほうがよい
最後のは、単に見た目の問題です。
これらの条件を兼ね備えて、安価で手にはいりそうなものを…と、
ずっと探し求めていたのですが
ふと、立ち寄った100均で、それっぽいものに巡りあいました。

じゃん!
よく見かけるクリアファイルケース…の、表紙です。
適度にザラザラしてるし、厚みも触ってみた感じかなり近いし
見た目的にも似てるし(そこはどうでもいい)
これならいけるのでは…?
というわけで、早速、自作を試してみました。
容赦なくカッターで表紙をぶったぎります。
このクリアファイル一冊で、表紙と裏表紙合わせて二枚分のシートが取れますね。

オーバーレイシートのサイズに合わせて
カッターで切り取ります。
何度も切れ込みを入れていると切れるので
特別な道具はなにもいりませんが
ステンレス定規&カッターマットがある方が安定すると思います。

既存のシートと同じサイズに切ったら、intuosにセットしてみます。
おおお…?案外、カッチリはまりますね!
端の方に、ちょっと丸みをつけておくと
手を怪我したりしなくて安全だと思います。
見た目的には、かなり近いのではないでしょうか!
さて。肝心の書き味のほうはというと…???
とりあえず描けないことはないんですが、やはり純正品にはかなり劣るというか
素早いストロークで細かい部分を連続で描く時に
ややコントロールが効かなくなるので、
紙と同じ感覚でザカザカ描いちゃう人だと
実用性には欠けるかなあと思いました。
拡大しまくって、ちょっとずつ線を重ねて引いてくタイプだったら
いけるやもしれません。
純正品よりも若干厚みがあるので
(といっても、0.0Xmmとかそんなんだと思いますが)
その分も反応が鈍くなるとかもあるのかも?
完全にすり減ってしまった
ツルツルシートよりは描きやすいです。個人的には。
◆◆◆
今描いているアンソロの原稿が、ちょうど丸々、
この自作シートを使ってみたものなので参考になるかも…なるかも………
………うーん、ならないですね;
仕上がった線だけだけ見ても、描き味まではわからないのがつらいところです。
触り比べてみてわかったんですが
実物のオーバーレイシート(マットタイプ)のザラザラ感って
ものすごくきめ細やかで繊細なマット感なんですね。
ザラザラというよりは、サラサラした感じというか。
今回は残念ながら、期待通りの結果は得られなかったのですが
もう少し純正品に近いものを自作できないか
挑戦してみようと思います!

それまでは、コピー用紙を貼ってしのぎます…。
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