マッピングに文字認識!ペンタブ設定を変えるだけで描きやすく
前の記事の後にもすこし設定を弄ったな、と
思いだしたので改めてまとめてみます。
相変わらず情報源はTwitterなんですが
(人さまが会話してるのを聞いて「えっそうなの!?」って反応して教えてもらうという)
幸宮チノ(@chino_y)さんのツイートで
マッピングというものがあるのを初めて知りました。
もういちど書きます。
作画がフルデジタルになってそろそろ5年になりますが
マッピングというものの存在を数カ月前に初めて知りました。
ペンタブのマッピングというのは、ざっくり説明すると
ペンタブ本体の操作する範囲と、モニタ上のカーソルを動かす範囲を
使いやすいようにカスタマイズすることらしいです。
あまり難しいことはわからないので、マッピングの
「縦横比を保持」のチェックボックスがどうなっているかだけ、まずは見てみました。
システム環境設定から、ワコムタブレットさんを呼びだします。
(名称及びサムネはMac仕様になっております)

はい。外れています。
デ、デフォルトだと外れてるんですね…これ!
このチェックが入っていなくて
ペンタブの操作領域と画面の可動領域の縦横比が違いすぎると、
正円を描いた時に楕円になっちゃったりするというわけですね。
と、いうわけで、ぽちっとチェックを入れてみます。

左側に図説されてるタブレットの領域が、ちょっと縦に短くなりました。
(わかりにくいですが)
縦横比が違う状態で慣れてしまっていたので
(人間、慣れればどんな環境でも描けるということですね…)
劇的な変化はなかったんですが
セリフの入るフキダシを描くときに、消しゴムや、command+zを使う
回数が減りましたよ! (・∀・)
なんか、線が思った所に引けない…!
変なクセがあって、思わぬ所にずれる…!という場合は
ここを弄って解決することもあるかもです。
マッピングに関して、もっと詳しく知りたい方は
丁寧に説明してくださってるサイトをぜひ!
→タブレット設定のツボ
→ペンタブが描きやすくなるマッピングのすすめ | もえたつ
ワンクリックで変わるペンタブ設定、もうひとつ。
こちらもフォロワーさんから教えていただいたんですが
(いつもありがとうございます!)
intuos限定の話になりますが
「標準モード」になっているところを「文字認識」という設定にすると、
本来のintuosの性能を発揮できるそうです。
本来の性能って言われてもピンときませんが、要するに
ペンで描画した時の読取速度が最大になるってことですかね?
スペックがちょっと物足りないPCを使っている人でも
問題なく使えるように、デフォルトは「標準モード」になっているそうなのですが
コミスタだのクリスタだのフォトショだのといった
お絵かきソフトを入れてる環境なら、その辺は大丈夫なのではないかなあと。
で、そもそも、その設定はどこにあるんですかというと。
例によってワコムタブレットのプロパティor環境設定を開いて
タブレットのところのアイコンをダブルクリックし…

えっ待って!
そこ、ダブルクリックできたの!?
知らないと押さないでしょそんなとこ…と、複雑な思いをしつつ
「標準モード」になっているところを「文字認識」にします。

これだけです。
数秒の設定で、intuosの性能が100%に!
…と、書いてみたのはいいのですが
個人的にはそこまで影響がありませんでした。
普段からゆっくりめに線を引いているせいかもしれません。
スピード重視な方には、断然よい設定なのかもしれないですね。
自分はどうも、環境を整えることに対してものぐさなようでして。
「使いやすいように工夫しよう!」って進んで調べないから
知らなかっただけで、常識だったらすみません (;・∀・)
いやでもきっと世の中には、知らんよって人もいるはずなんだ…!
(関連記事)
→ペンタブレットの設定を変えたら世界が変わるかもしれないと聞いて
→オーバーレイシートを交換したら、ペンタブが新品の描き心地に

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