Cyber Stage

Diary

らくえれ更新とコミティア130

前回の更新からかなり間が空いてしまって申し訳ありません。
マンガハック先行で、Web版の第3章2話目を公開しはじめました。

幻影に望め2話メインイメージ

※ 画像クリックでも公開先に飛びます

3章の序盤は、時代の違うふたつの章を経て「現代」の時間に戻ってきたという展開上、比較的これまでのおさらい的な要素を中心に進んでいっています。
懐かしい面々に混ざって新キャラが登場して、疑惑の種をばら撒いていったりしつつも比較的おだやかにのほほんと時間が流れているので、ある意味では貴重なひとときなのかもしれませんね。

サイトの方に更新を反映するのがすこし遅れてしまっているんですが、コミックページにも登場人物がふたり追加されていますので「この人誰だっけ?」ってなった時にはご覧ください。
そろそろ登場人物が増えて混乱してくる頃かと思いますので、相関図とかも用意したいです。


…そして。
2話目の後に続く3話目を、11/24開催の関東コミティア130で公開します
丸々一年続きが公開されないというすごい事態になってしまっていましたが、ようやく…ようやく出せます!
紙媒体で真っ先に追いかけてくださっている方々、本当にお待たせしました…!!

あまり筆が早い方ではないのでものすごく迷ったんですが、先の展開において「どうしても次に出す本でここまでは進めたい…!」という気持ちがつよかったため、一度イベント参加を休んででも描き溜めて、盛り上がるところまで一気に公開するという手段をとりました。
間が空きすぎてこれまでの展開を忘れてしまった方は、Twitter更新を見て思い出してもらえますとありがたいです。
(特に2話目は、3話目への布石がさりげなくちりばめられている話なので)



準備期間がたくさんあったこともあって、11月の新刊は無事に(2ヶ月ほど首をやられてて無事ではなかったような気もしますが、納期的には無事に)早めに入稿することができました。
昨日、Twitterで先行公開した表紙イメージがこちらになります。

3章3話表紙予告

たぶん、前提となる情報がなにもない状態でこの表紙を見たら「水色の表紙だな〜この二人がメインキャラなのかな?」って感じの印象を受けると思うんですけど。

このタイミングで、表紙をこの子とこの人が飾るということには意味があって、それはここまでに紡いできた物語の、ささやかではあるけどとても大事なひとつのアンサーで…
まだ内容を公開していないので多くは語れませんが、表紙を目にしてくださった方々の反応がとてもうれしかったです。
この時点でひとつの感覚を共有できたんだな、ということが伝わってきたので。

あまりにうれしかったので、感極まってブログを書いてしまいました。
(本当は、もうちょっと情報が出揃ってからイベント前に書こうかなと思っていたのですが!)

もっと他にも言いたいことはあるんですが、なにしろまだ本が出ていないので黙っておきますね。
肝心の内容はというと、わりととんでもない展開なのでちょっとヒヤヒヤしていたりもするのですが…どうかお付き合いいただけたらとても嬉しいです!


これからノベルティなども届く予定ですし、まだポスターもお品書きも準備できてないですし、油断はできないぞということで気を引き締めて当日までがんばりたいと思います。
あっあと、ペーパーも用意したいです!新刊に添えたい4コマのネタがいくつかありますし。

「ご新規さんはいつでもようこそ&リピーターさんにはいつもありがとう」の気持ちを両方忘れないようにしたいなと思って活動しているのですが、今回は特に、これまでのお話を読んでくれてありがとうの気持ちをたくさんお届けできたらなと思っています。
こういった物語は、他の誰かに読んでなにかを感じていただけて完成するところがあるので。

というわけで、2話目を公開しつつ引き続き準備をしていきますのでよろしくお願いします!

 
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漫画用にiPadProを買いましたメモ(前編)

個人で描いている漫画の作画専用機として、4月末にiPadProを買いました。
iPad Pro 第3世代(2018年秋モデル)
12.9インチ / Wi-Fiモデル / ストレージ256GB

です。

iPadProの画面

最初の1ヶ月はかなり戸惑ったのですが、数ヶ月間格闘し続けてようやく慣れてきて、ペン入れを中心に作画メイン機として活用できるようになってきたので(※プラスこれまでに使っていたiMac+板タブも併用して、頻繁にデータを行き来して原稿しています)まだ記憶に新しいうちに色々と覚え書きをしておこうと思います。
ちなみに、使用ソフトはCLIP STUDIO PAINT EXです。


「iPadProも最近は高性能になってきたから、液タブ代わりに使えるよ!」という話をちらほら聞くようになって、1年くらい前から買う買う言いつつもなかなか覚悟が決まらず後回しにして、ようやく満を持して購入〜みたいな感じだったんですが。
決め手はやはり、ここ半年〜数ヶ月で周囲の友人たちが続々購入して、満場一致で「文句なし!」な評価だったことかなと思います。
あと、第2世代(一つ前の機種)を実際に触らせてもらって、これまでに試し書きをした画面に直接描ける画材の中で一番描き味が手になじみそうだなあと思えたので。

自分はもともとものすごく慎重派(というか絵を描く環境を変えることに対して腰が重い)タイプで、新しいガジェットにも、ワクワクするより先に「自分に使いこなせるだろうか…」とか「これから新しいことをたくさん覚えないと…」みたいなことを考えてしんどくなってしまう方なんですよね。
なので、買う前にどうしてもプレッシャーを感じてしまって、買うって決めてからもズルズル購入を引き延ばしたりしていたんですが…(どんだけ)

便利だよ!ちなみにiPhone使ってるなら初期設定がものすごく楽だよ!買ったら、絵を描くための環境整えたりカスタマイズするコツを教えてあげるよ!って感じにめちゃくちゃ四方から背中を押してもらったので、ようやく重すぎた腰が持ち上がりました。
といいますか、上の文章を書いていて、お、お前〜〜〜〜!どんだけ…!どんだけ〜〜〜ッ!!!って思いました。
すみません。根がまっすぐ後ろ向きなんです。


そんな性格なので、買う前にも心配事がいっぱいありまして。
この点はどう?この点も気になるんだけど…って友人に散々話を聞かせてもらってからGOしたのですが、もしかしたら同じようなことで買い渋っている方もいるんじゃないかなと思ったのでブログにメモしておくことにしました。
(あまりここまで細かいことを心配している人はいないんじゃないかなと思うのですが…)(いやでも、心配性な人はきっといる!)

特に迷っていたのが、以下の6点です。
1) 最新版(第3世代)がいいか、一つ前の型(第2世代)がいいか
2) 画面のサイズとストレージどうしようか
3) スペック的にクリスタでの作業が重くないか
4) 漫画に使っているフォントはどう移行するんだろう
5) iMacと行き来して作業したいけどファイルの同期どうやるんだろう
6) ショートカット用の左手デバイスどうしよう


結論から言うとどれも解決したので、自分はこうしたよ〜というのを一個ずつあげていきます。


1) 最新版(第3世代)がいいか、一つ前の型(第2世代)がいいか

これ、めちゃくちゃ悩みました!
主にApplePencilのグリップ問題で。
最新版(第3世代)のiPadProは、マグネットでApplePencilを本体にくっつけて充電するので(※第2世代は本体のお尻に直接挿して充電する)腱鞘炎予防にグリップをつけていると、マグネットでの充電ができなくなってしまうという問題があったんですよね。
あと、ちょうど第2世代が安くなってきたタイミングで、周囲の友人たちはあえてひとつ前の機種を買った人が多かったのもあり、第3世代を使っている人が周りにあまりいませんでした。(今なら第2世代が7万円くらいで手に入るし、減価償却じゃなくて経費で落とせるからちょうどよかったという理由を聞いてなるほどと思いました)

ApplePencilは結構細いし、長時間ペンを持つならグリップ必須になりそうだし、でも漫画を見開きで描くなら少しでも高スペックにしておきたいし、どうしたもんかなーと長いこと迷っていました。
グリップ問題だけで2ヶ月くらい迷った気がします。
最終的には、グリップを付けたままでも充電できるレインボーペングリップを本体よりも先に買って(なにかがおかしい)、なんとか描けるかな?と判断したので最新版を買いました

iPadProとアップルペンシルとレインボーグリップペン


この通り、グリップつけたままで充電できます。
…が、簡単に付け外しすることができるので充電する時にはペンから外してることが多いです。
ダブルタップもやりづらいけど一応できました。(自分はダブルタップの操作自体あまり使わなかったのでよいのですが、頻繁に使う方だと使いづらいかも)
レインボーペングリップは元は書き方矯正のための文具なので指を置く位置が決まっているんですが、私はその位置に指を置くと描けないので、無視して握りたいところを持っています。ごめんね…レインボーペングリップの開発者さん…。

ちなみに、絵描きさんがよく使っているプニュグリップでも、グリップを途中まで脱がせたら充電できたんですが。
だんだん充電するたびに脱がせるのが面倒になってきて、レインボーペングリップ一択に落ちつきました。
握り心地はどちらかというとプニュグリップの方が好きなんですけどね。

iPadProとアップルペンシルとプニュグリップ


2)画面のサイズとストレージどうしようか

あくまで自分の場合ですが
サイズ…家に置きっぱなしにして漫画を描くのが目的なら、最大サイズじゃないと厳しいと聞いたので12.9インチ一択
ストレージ…こまめにPCにデータを送れば問題ない、むしろ余ると聞いたので256GB

という感じで選びました。

ストレージ256GB

あまり余計なアプリを入れてないせいもあるんですが、見ての通りスカスカです。
一番少ない64GBでも足りたかも?
いえでも、大は小を兼ねると言いますし、ちょっと余裕がある方がよいかもしれないので満足しています。

ちなみにカラーは…買ったその日にカバーをつけてしまったので何色を買ったのか忘れました!(ひどい)
カバーをつけるとほぼ見えなくなるので、ぶっちゃけ安く手に入る方で良いと思います。


3)スペック的にクリスタでの作業が重くないか

これも悩みました。
漫画原稿と一言でいっても、解像度はいくつか、A5かB5か投稿用か、単ページか見開きか、モノクロ2値かグレスケかフルカラーか、モノクロならトーンは多用する方か、レイヤー数どのくらいかでもかなり重さが違ってくるので。

事前に漫画描きさんの声を聞きたくて検索しまくったんですが、iPadで紙媒体向けの漫画原稿をかいている人のレビューってなかなか見つからなかったんですよね。

というわけで、参考になるかどうかはわかりませんが、自分の原稿仕様をまるっと書いておきます。
モノクロ2値600dpi / 同人用B5原稿 / 見開き / レイヤー数20枚強くらい
レイヤー数が少ないので、たぶん紙用の原稿を描いているわりには軽めのほうなんじゃないかな?と思います。

レイヤー構造はこんな感じで。
コマフォルダ(でしたっけ?)は使わないで、ペンはペンで同じレイヤーに見開き分まとめて全部描いてしまうタイプです。

クリスタレイヤー構成

※クリックで大きくなります

実際には上の画像よりもうちょっとレイヤー数は増えますが、再編集しないマスクやベクターレイヤーは結合してしまうので、見開きあたりのデータの重さは最終的に50〜80MBになるでしょうか。
(体感的に、70MBあたりを超えるとクリスタの動きがもっさりしてくる気がするのでダイエットしました)


結論としては、上記の条件であれば、作業中の重さはあまり気になりませんでした
いやむしろ普段使っていたiMac(Retina 5K / 27-inch / Late 2015モデル)よりも保存やページの行き来が軽いくらい…?
iMacはメモリ24GB積んでいるんですが、メモリ4GBのiPadの方が、ファイルの保存や画面表示の調整は体感的に早く感じるんですよね。不思議です。
でも広範囲の自動選択や、選択範囲の拡大縮小の処理はiMacの方が早いので、どのスペックがどの処理に関係してるかによるんでしょうか。

ただしこれもあくまで自分の扱っているデータ内での話なので、ページあたりのデータが100MBを超えてしまったりすると、どういう体感速度になるかはちょっとわからないのですが…!
思っていた以上にサクサク動いてくれたので、密かに感動したのでした。



4)漫画に使っているフォントはどう移行するんだろう

クリスタに最初からバンドルされているものはともかく、独自に入れた有料フォントやフリーフォントを使いたい場合どうすれば?
というかiPadってそもそもフォントの管理できるの???という疑問がありまして。

文字周りの作業はデスクトップでやるほうが早いんですが、どうしてもiPad上で修正したいときや、iPad上でゼロから仕上げまで済ませてしまいたい時にどうするのかなあと。

こちらも、AnyFontというアプリを教えてもらって、ひとまず解決しました。
有料(¥240)のフォント管理アプリです。

使い方は、解説していると長くなりそうなので他のサイトさんでどうぞ!
iPhone/iPadで好みのフォントが使える!AnyFontの使い方を徹底解説

フォントをひとつひとつインストールしていくと精神的に死ねるので、iTunesを使うのが早いと思います。
上記リンク先のページ中央「PCでフォントをダウンロードする方法」に書いてあるやり方が楽なんじゃないかなと!

拡張子が表示されないような古いフォントは移行できなかったけど(※大昔にはそんな時代があったのです)、もともと漫画にそこまで凝ったフォントは使ってないので、愛用しているのだけ入れればなんとかなるかなあと判断しました。


5)iMacと行き来して作業したいけどファイルの同期どうやるんだろう

iPadの画面の小ささは、(絵柄や最終的な仕上がりサイズによると思うんですが)やはり自分にとってはネックでした。
さらに、シリーズ物の漫画を描いていることもあって、これまでに描いたものと仕上げの雰囲気を合わせる必要もありまして。
そこで、iPad上でこの縮尺率でこの太さならだいたい印刷時にこのくらいになるかな…と見当をつけて引いた線をiMacで確認して、線を削ったり足したりして修正して、再びiPadに戻って確認して〜といったことを繰り返して脳の方を補正することにしました。

問題は、データの行き来です。
クラウドを使えばいいんだろうけど我が家は回線がちょっと重いしな…強引にUSBを使うしかないんだろうか…?などと心配していましたが、これもiTunesが解決してくれました

ちょっと古い機種でMac側にUSB-Cポートがなかったので、USB-A-USB-Cケーブルを買う必要がありましたが、線さえ繋げば1GBくらいのファイルもぽいぽいって放り込んで数秒で移動できるので楽チンです!

先ほどの画像と同じ画面ですが、iTunesを立ち上げて iPad→ファイル共有→ClipStudioの書類を選んで、ここの赤い枠の中にクリスタのファイルや漫画フォルダをドラッグする(PCにコピーする場合は赤い枠から外に出す)だけでOKでした。

ファイル共有

光回線で作業場の電波状況がサクサク快適な人は、普通にDropboxとかiCloudとかでよいのかもしれません。
我が家…ADSLなんですよね…(ADSLって何?って方はそっとスルーしてください)

なお、クリスタクラウドは、漫画原稿を同期させるとごくたまにファイルそのものがぶっ壊れて修復不可能になると聞いてから、ちょっぴり怖くて軽めのイラストにしか使っていません。
滅多に起こることではないと思うのですが…先駆者の犠牲は無駄にしない精神でいくことにしました。


6)ショートカット用の左手デバイスどうしよう

私はキーボードショートカットをめちゃくちゃ多用するタイプなのでこれもすごく悩んでいて、クイックアクセスエッジキーボードをカスタマイズしまくるしかないかな?と思っていました。
(※ なお、この時点ではコマンドバーの存在を知りませんでした。ひどいですね。)
(※※ ちなみにiPadクリスタはタブメイトが使えません。)

…が、余っていた旧型のMac純正キーボード(Magic Keyboard)を設定してみたらあっさり繋がったので、そのまま使っています。
慣れているのでこれが一番早いんですよね。

無理にAppleのものを買わなくてもBluetooth接続できるキーボードは結構あるようなので、キーボードショートカット信者の人はお手頃なやつをサクッと買ってしまうのもアリかもしれません。
最小限だけのキーが並んでいる小さいキーボードもいい感じだなと思いました。


あと、iPadではタップ操作でショートカットがいくつか不要になるので、クイックアクセス&エッジキーボード&コマンドバーのカスタマイズをするだけでもそれなりに快適に使えるとは思います!

ちなみに、ショートカットを使わなくてもiPad特有のタップ操作で可能になるのは、このあたりです。

一つ戻る(cmd+Z):二本指タップ
一つ進む(cmd+Y):三本指タップ
手のひら(space):二本指スワイプ
拡大(cmd+space+クリック):二本指ピンチイン
縮小(cmd+alt+space+クリック):二本指ピンチアウト
回転(cmd+R):二本指でぐりんと回転


中でも回転拡大縮小が大好きです。
自分は線を引く時にめちゃくちゃ画面を回転させるタイプで、command(ctrl)+R必須!command+Rがないと生きていけない!ってくらいここを押しながらグリングリンに回して描いているんですが。

前にiPadProを触らせてもらった時に、二本指をそっと画面にあてて「こうやったら画面が回るんですよ〜」って教えてもらって、その動きのスムーズさに「な、な、な、なんだってーーーーーーー!??!??!??!」って衝撃を受けて、買いたいスイッチが10回くらい連打されました。
これ、文字で説明するとわかりにくいんですけど、すごい便利なんですよ…

これまでは回転ツールのショートカットを押す→右手で角度を調整→ボタン離して確定→右手で描くって流れで操作をしていたのに、左手の指二本で画面をくるっと回した直後にすぐ右手で描けるんです。
しかもタッチデバイスなだけあって感度がいい。
タッチ操作ができるお絵描きデバイスは多々ありますが、ここまでストレスなく指に合わせて動いてくれる道具はなかなかないのではないかな?と。

右手の握力が強い(?)人だったらどんな角度からでも線を引けて画面もそこまで回さないのかなあとも思うんですが、どうにも自分はめちゃくちゃ筆圧が弱い上に、腕を支える力もあまりないんですよね。
なので、ペン入れで入り抜きの強弱をつける時には、線を引きやすい角度に画面を回しておかないと線が引けないんです…。

(あと、画面の回転なんですが、iMacクリスタだと微妙にもっさりしていたのになぜかiPad版だと軽いんですよね。なんらかのスペックの違いなんでしょうか。不思議だ…)

◆◆◆

ちょっと話が逸れましたが、事前に悩んでいたのはだいたいこんなところでしょうか。

長々と書いてきましたが、実は私はクリスタで漫画を描き始めてからまだ1年しか経っていません。
もしかしたらiPad版以前の問題で突っ込みどころも多々あるかもしれないんですが、その場合はこっそり教えてください。

この一年、必死でクリスタ作画に慣れようとして、環境設定もせっかくいろいろいじっていい感じに落ち着いたのに、またやり直すのもめんどくさいな〜〜〜〜〜〜というのも気が重くなる原因のひとつでした。
…が、素材も環境(ワークスペースとか)もクリスタクラウドを使ってまるっと移行して、PC版ワークスペースをベースにiPadだと使いにくい部分だけカスタムしていって、iPadイラスト用/iPadコミック用のワークスペースを作り直して落ち着きました。

クリスタクラウド

このあたりの環境設定の移行は、やはり公式の機能(クリスタクラウド)を使うのが手っ取り早いですね。
詳しくはオフィシャルページをどうぞ。
異なるデバイスに設定を引き継ぐ


白状しますと、GWに会議室を借りて、友人たちに半日かけてみっちり講習会をしてもらいましてですね。
事前にチャットで基本的な設定移行のやり方を教えてもらって、講習会の日にその場で「このツールはこう使いたいんです」って言いながらカスタマイズしてもらったので、一気に環境は整ったのでした。

なんていうか、私が切羽詰まっていて「もうすぐにでも描き始めないといけないんだ!ナウ!ナウッ!!」って感じだったので、怒涛の勢いでした。

iPad勉強会1

iPad勉強会2

ご覧ください、この至れり尽くせりっぷり。
お世話になりまくったので、南関東に足を向けて寝られません。



あとは…あとは…
WacomとAppleでは、ペンの筆圧感知システム(?)がかなり違っているので、PC環境から移行したWacomのペンタブ設定のままだとまず描けないんじゃないかな?と思います。そのあたりの設定は一からやり直しました。

プラス、iPadは本格的な液タブに比べると画面が小さいのでTabでウィンドウを全消しするショートカットがめちゃくちゃ活躍するんですが、あれをコマンドバーあたりに仕込んでおくと、いろいろと捗る気がします。

とにかく最短で漫画を描ける環境を整えたかったので、真っ先にペーパーライクフィルムを貼ってしまってフィルムなしの状態では絵を描いておらず、フィルムあり/なしによる書き心地の違いはわかりません。
ApplePencilはクーピーペンみたいな感じで先が太いので、どこが画面との設置点なのかわかりにくいのがすこし馴染みづらかったかな?
噂に聞いていた通り、ペン先と画面との視差(この場合、液晶と画面の空間?)はほぼないですね。すばらしい。


ここまで事前情報を仕入れて、つよすぎる協力を得て、それでも…それでもなかなか新しい道具には慣れることができず、まるまる2ヶ月ほど苦戦していたんですが。
ソフトの設定だけでなく物理的な環境もいろいろと変えて、ようやく(ようやく)板タブより描きやすい!と自信をもっていえるくらいまで慣れてきました。長かった…。

ひとまず、今のiPadまわりはこんな感じです。

iPad作業環境

物理的な環境を整えたいろいろに関しては、語り始めるとそれも長くなるので、需要があったらまたの機会に書くことにしますね。
ここまでのテキスト量が長すぎてちょっと力尽きました!
需要がなさそうだったらそっと黙るので、いつの間にか記事タイトルの(前編)の文字が取れていても気にしないでください。

あと、自分的には買って大正解だったんですが、画材との相性は本当に個人差があると思いますので、できれば店頭で試し描きをされてから購入することをお勧めします。
(筆圧感知設定もいじれるところでじっくり試し描きができると、なおよいかもです)
決して安くない買い物ですしね!
メーカーさんによって描き味のクセが違うので、自分にいちばん合った画材にめぐり逢えたらそれがベストだと思います。

◆◆◆

最後に、買ったもの一覧のリンクを張って締めさせていただきます。
iPadProの周辺パーツは第2世代・第3世代でそれぞれ対応しているものが違うので、くれぐれもご購入の前に確認をしてくださいね!
(特にApplePencilは、iPadProの第3世代に対応しているのがPencil第2世代なのでややこしいのです)

本体

Apple iPad Pro
(12.9インチ, Wi-Fi, 256GB) - スペースグレイ
(最新モデル)




ペン



ケース

JEDirect iPad Pro 12.9 2018 ケース (2018新モデル 第3世代のみ対応)




ペーパーライクフィルム

「PCフィルター専門工房」
iPad Pro12.9 2018用 ペーパーライク フィルム
(iPad Pro12.9 2018)




グリップ

Firesara
ペングリップ (12個)





ケーブルは…確かエレコムのUSB-A - USB-C 変換ケーブルの短くて安いやつを買ったと思います。

スタンドは友人からのいただきものです。
力をかけたときにぐらつかないように、下に本を挟んで使っています。
(ブログ公開後に情報をもらったので追記しました)

ノートパソコンスタンド 折り畳み式 スタンダードタイプ
姿勢/角度調整可能



素材のわりに机に置いたときに滑らないなあと思っていたら、裏に滑り止めを貼っていてくれてたそうなのでそれも一緒に…!

滑り止め キズ防止 強力 シール
GRiPhone Bits グリフォン・ビッツ2




譲ってもらうまでは、クチコミで見かけたこれを買おうかな?と思っていました。
コンパクトなわりにがっしりしていて安定感があると聞いたので。

BoYata
ノートパソコンスタンド 折りたたみ式 タブレットホルダー 14インチ以上に対応可




※ 最安値のリンクでは無いので、それぞれお求めやすいところでどうぞ〜

◆◆◆

〜追記〜

iPadで描いた漫画は、残念ながらまだ公開していなくて作画見本になるものがないのですが、スペースをいただけてたら11月のコミティアで発行する予定です。
これまでに板タブで描いた漫画はWeb上でも読めますので、どういう線(作風?)なのかを確認したい方は以下をご覧ください。

使用ソフトも初期の頃はコミスタだったので色々と作画環境に変化はあるのですが、できるだけ同じ仕上がりになるように調整しているので、少しは参考になるかもです。

Pixiv
個人サイト

(※ ジャンルは一言でいうなら一次創作ファンタジーです)

「永遠に続け」Pixiv版公開中です

Pixivさんにも「永遠に続け」を6話目まで公開しました

Pixivとこづけサムネ

全体的に人物の顔を微修正すると同時に、フクロウマオラのシルエットや、虹瑠の前髪などの気になったところも直しています。
本人にしかわからないような細かいポイントだとは思うのですが…!
どちらにせよこの先、再録本を出す時に修正作業は必要になるので、今やっておいた方が後々楽にもなりますしね。


1〜2話目だけTwitterでも公開したのですが、Webではハックさんの方で公開済みのため、副音声付き再放送と称して、振り分けアカウント宛に色々とこぼれ話をつぶやいていました。

作者が作品についてこぼれ話をしゃべっているのを見るのは嫌いじゃない、という方はこちらからまとめ(モーメント)をご覧ください。
(あわなさそうだったらバックしてください!)

「永遠に続け」副音声 モーメント

ついでに、先日そっとクッションアカウント向けにつぶやいていた内容も、この記事の折りたたみ部分に隠しています。
こちらもお好きな人だけどうぞという感じでそっとおいておきます。



 

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コミティア130に申し込みました

オフラインページにも記載しましたが、2019/11/24に開催されるコミティア130に申し込みました。

今年は5月のコミティアに出られなかったので、スペースをいただけたら1年ぶりのイベント参加になります。
ティアのサークルカット、次回からコミケと同じサイズなんですね。
このタイプ、結構小さいのでどのくらいまで印刷されるかわからなくて毎回心配になります。
虹瑠がんばる!な回なので、サークルカットもそういう感じにしてみました。

コミティア130サークルカット

さて、半年以上ずっと未公開のまま原稿のターンが続いているので、だんだん時間の感覚が麻痺してきたわけですが。

イベントに合わせて最新話を発表していくスタイルで活動しているので続きの公開も丸一年ぶりになるのですが、なにしろ今回は2話分一気に描いているので、お話的にはグンと前に進むのではないかなと思います。
詳しくは言えませんが、予告通りついに1章と2章のお話が直接つながるので、内容的にも「これは…!」という感じになるんじゃないかな?と。
なるんじゃないかな…?なってくれると…いいな!(希望的観測)

まだまだ完成は先ですが、ちょうど今後半のクライマックスあたりのペン入れに差し掛かっているところです。
シリーズ全体を通してもターニングポイントというか結構重要なエピソードなんですが、このシリーズを描き始めたときにはすでにこの展開になるのは折り込み済みだったので、「ここまでくるのに…7年半かかった…」という気持ちです。
ていうか7年半て!正気じゃない!!!

きっと、実際に本を出せたらもっと感慨深くなっているだろうなと思います。いえ、燃え尽きてもうなにも考えられない状態になってるかもしれませんね。

前半
3章3巻進捗前半

後半
3章3巻進捗後半

そして、作画の終わりも見えてきたので(漫画は終わりが見えてきてからが本当の戦いなんですが、それはさておき)そろそろさらに先のプロットも固めはじめています。

何度かTwitterやブログなどで明言してきましたが、このシリーズは全4章を予定して構成しています。
私はエンディングから逆算して話を作っていくタイプなので、着実に話は進んでいるし、今のところ飽きる兆しもなさそうなので、この調子でいけばなんとかギブアップすることなく辿り着きたい終着点までいけるのではないかな…とは思うのですが。
ただどうしても漫画というのは作画の時間が膨大にかかりますし、現実的に時間が経過した結果、体力もじわじわと落ちてきているので、この先は出し惜しみしないでガンガン広げた風呂敷を畳みつつ話を進めていかねばなあと強く感じています。

今年に入ってからもすでに数回体調を崩しているので(…)目下、一番心配なのは自分の健康寿命がどこまで続くかということですね。
未完で終わるのだけは嫌なので、向こう5年くらいを目標にエンディングを迎えられるよう構成を改めて考え直してみるのもよいのかもしれません。(目標は目標なので、実際にどうなるかはわかりませんが!)

あと、ここから先は自分が人間的にひとまわり成長しないと説得力のあるエピソードが描けないんじゃないかな…というところに差し掛かることになりそうで。
ちょっとこれまでとは違った課題が出てきそうな予感がします。
うーん…7年前からずっと言い続けていますが、漫画はつくづくむずかしいです。

というか、お話という形でなにかを表現して、人に伝えるというのは本当にむずかしいことですね。
これはもう10年後も20年後も、なにかを作り続けている限り言い続けているんじゃないかな?と思います。

◆◆◆

最後に、たまにTwitterであげていた進捗画像をいくつか貼っておきます。

今回はこのあたりの人たちにスポットがあたりますよ〜というのが分かるページ。

3話の内容


ものすごいポジティブなマオラ。
開き直りマオラ


うっかり角材を持たせたら、カチコミかけにいくチンピラになってしまった図。
カチコミかけるチンピラ

たまには真剣に戦ったりするマオラ。

戦闘マオラ


これは、パンツが見えてしまいそうなアングルで焦ったけど、普段から見せているパンツだったので問題がなかったマオラ。

問題なかった


iPadProを買ってから2ヶ月以上経って、ようやく慣れてきたのでできればレビューブログを書きたいんですが、余裕がなさすぎて手がつけられないでいます。
オフラインページも縦に長くなりすぎて見づらいので、お盆休みの間にちょっと手直ししますね。
やることがたくさんある…!

どうも自分は進捗9割を超えたあたりからしんどさが増してくる傾向にあるので、秋に向けて「終わらない…」ってめげていたらフレーフレーって言ってやってください。
まだ今の所ギリギリめげてないので、この夏も引き続きがんばります。


 

3章「幻影に望め」の公開をはじめました

3章全体イメージ

「楽園に還れ」シリーズ第3章、「幻影に望め」の最初の1話目を公開しました。
全部で40ページです。

マンガハック
サイト内コミックページ

更新のお知らせをTwitterで行っているため、なんとなくすでに告知したような気分になってしまっていたのですが、ブログではまだお知らせしていなかったのでした。

40ページ…ということでちょっと長めなので、ちょっとずつ続きを追っていただくとスクロールするのが大変だったかもしれないなと、ちょっぴり反省もしました。
Webで1話に収める分量としては、このくらいが限界のような感じがしますね。


変則的な順番で描いていたので同人誌で公開した時期は数年前なのですが、それを差し引いてもすごく久しぶりに、虹瑠くんたちの時代に戻ってきたような気がします。
2章「永遠に続け」ではずっと釐於子と星亜のふたりの姿を追いかけてきたので、複数の人物が同時に出てきてワイワイやっているノリが新鮮だなあと思いました。(自分で描いておきながら!)

と、いいますか。
1章も「誕生日に村を旅立った、名前のない一人の少年」の視点ではじまって、少しずつ新しい人と出会ってこの世界に何が起きているのかが見えてくる感じだったので、登場人物などの要素が多いようで、実はそこまで複雑なつくりではなかったんですよね。

その反面、3章はスタートした時点で役者が揃っていて、すでにある程度世界が広がっている状態なので…
これまでに比べると、バラバラな情報がちょっとずつ提示されて、視点も複雑になってるんじゃないかな?という気がします。
おそらくですが、全シリーズの中でもっとも群像劇っぽい章になるのではないかと。


日常パートかと思わせておいて、何気ないやり取りの中にも実はさりげなく今後つながってくる大事なあれこれが散りばめられていたりするのですが。
それはさておき、ひとまずは「久々にこいつらが動くのを見たな〜」みたいな感じで、前のエピソードを思い出しながら気楽に読んでいただけたら嬉しいです!

ヒゲエプロンのお兄さん、魁嘛(カイマ)にいたっては1章ではほとんど出番がありませんでしたね。
見た目はチンピラっぽいですが、料理上手で面倒見のいいにーちゃんです。

3-1魁嘛と零霸



まだ始まったばかりなので、なんとも言えないところもありますが。
3章はちょっと長い章で、構成的には大きくみっつに分けられるのかなと思っています。

最初のひとつめが、1話目から今水面下で描いている4話目までなんですが、そこが「1章と2章とがつながるエピソード」にあたりそうです。
昔の仲間たちと再開した虹瑠たちのその後を追っていくようでいて、同時に「あの頃」のことを振り返ることで、2章で描かれていた世界との接点が少しずつ見えてくるような。

マオラが仕えている「かみさま」が人々から永遠の生命を奪った…ということはつまり……?というのが、これからの争点になってくるかなと思うのですが。
自称・怪しい旅芸人こと、ツェルテさんの動向にもご注目いただけたらと!
あのマイペースなマオラを警戒させることができる、唯一の人物(?)です。

マオラ&ツェルテ

まだなにもしていないんですけど(どちらかというと何かしたのはマオラの方なんですけど)、読んでくださったかたからすでに怪しい怪しい言われていて、密かにテンションが上がりました。
(※なお、ツェルテのデザインコンセプトは「どの作品にも一人はいそうな怪しいポジションっぽいひと」です)


3章2話目の更新は、今描いている原稿が折り返しを超えたあたりで行いたいと思います。
その前に、Pixivさんの方でもそろそろ2章を公開したいですしね。

といいますのも、この先の展開は2章をお読みいただいてからの方が、色々と「あっこれは…」な要素が増えてきて楽しめる(?)はず…なので!
まだ「永遠に続け」を未読な方は、よかったらこの機会に覗いてやってください〜。
マンガハック
サイト内コミックページ
世界が繋がっているだけでまったく別の話なのかと思いきや、どこかで見た誰かさんも出てきますので!

イースター2019



なお、今年は珍しく5月のコミティアに申し込んでおりません。
新刊を出せるときにイベントに申し込む、が当サークルのお約束なのですが、今回はとてもじゃないけど間に合いそうにありませんでした。
作画だけは黙々と進めていて、3話目4話目を一気に描こうとしているところなのですが。
夏ティアだったら3話目は確実に出せるのですが、あえてこの2話分は1冊にまとめた方がお話の流れ的に盛り上がるところまでお披露目できてよいのでは?という気分にもなってきています。

なので、ちょっとイベント参加の間が空いてしまいますが、あえての11月を狙って、ちょっと厚めの本を出す方向でいってみようかなあと。

2019年前半らくえれ進捗
(※クリックで拡大します)

現状、冊子版の進み具合はこんな感じですね。
いいかげん本が増えすぎて(そしてB5サイズなせいで)机の上に乗り切らなくなってきたので、在庫がなくなったら2章の再録本も作ります。

どう少なく見積もっても、270ページを超えることは確実なので今から覚悟をしておかないといけません。
ノド部分に近いところのセリフが見えなくなってしまわないかどうかが気がかりです。

イベントに関しては、詳しいことが確定したらまたTwitterなどでお知らせしますのでよろしくお願いします!

 

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